夢2018.0924

実家で普通に生活している。自分の部屋のベッドから雛の小さな鳴き声が聞こえる。布団をめくると、毛布の中で卵が孵っていた。だらしない生活をしているから、卵が部屋に紛れ込んでいたのを放置してしまっていた。とにかく生まれてしまったので温めようと手のひらにおさめて家の中をうろうろ。指でさすると痛がるのでお湯を用意しようと思う。廊下や階段で30センチはありそうな蜘蛛に遭遇して、気持ち悪くてこわくて逃げ出したくなる。結局でかい蜘蛛は見失う。でも家の中に潜んでいるらしい。その後も5〜10センチほどの蜘蛛が時々壁や天井を這っていく。マジで気色悪い。弟にでかい蜘蛛のことを報告。「俺も前にばあちゃんちで倒したんだよなーほんとやだった」とか言っている。弟の部屋の入り口にバカでかい蜘蛛がラミネート加工か何かされて飾られている。だいぶ気色悪い。わたしは急いで台所に行って水を電子レンジでチンしている。はやくお湯がほしい。でも熱湯にしてはいけない。なんだかかなり不安。チン。ぬるい。あともう40秒。雛がどんどん衰弱していく。小脇に抱える。温かいタオルを用意したいだけなのになぜか全然うまくいかない。落ち着け落ち着けと心の中で言い聞かせる。さっきから雛の声が小さくなっている気がする。だんだん聞こえなくなる。タオルを当てようとしたらわたしの脇で雛は死んでしまっていた。わたしが殺してしまった。申し訳ない。潰してしまったのだろうか。苦しくしてごめんなさい。生かしたかったのに。殺してしまった。泣きながら玄関に向かう。母親が何か言っている。今からこの鳥の雛を埋葬してくると返事しながらサンダルをつっかける。小さい蜘蛛がかさかさと壁を横切っている。ほんとむかつく虫。

どこに埋めよう、ああほんとにかわいそうなことをした、埋める役目を誰かに代わってほしいと思う。家を出るところで目が覚める。