洋館の一室でこそこそと会議をする怪しい男女たちがいる。

何を話しているのか聞こうとしたが扉は閉められて聞こえないし扉の前にいることを厳しく咎められる。

べつの部屋に移動して、あの会議室を気にしながら手作業をしていると、あるおばあさんは「知らないほうがいいこともある」という。

やっぱり知ってはいけないことなんだ、知ったそのときは自分が終わるときだ、ともおもった。

そのときランドルというひげをはやした男の人が馬に乗って会議室から出てくる。

その身体は火がついて燃えている。

入ってはいけないのに入ってしまったんだ、もう終わりかもしれないと心配したがすぐ消火してその紳士はなんとか事なきを得る。

あの会議室は入れないが、どうしても気になる。